心境

 開業して4か月がたちました。まれに「社長だね!」と人から言われます。

肩書上は代表ですが、自分では社長という実感はなく今でも会社員のような心境です。

 開業する以前の話ですが、過去に勤めていた会社に転職先会社の応援で現場に参加したことがあります。

見覚えのある担当者の面々を見ると社員に戻った感じがしました。

立場は変わりましたが中身は同じです。

 自分は普段ぐうたらとマイペースですが、人生は一度しかない。毎日を同じように過ごすよりチャレンジしてみようと思い立ったのが開業を考えるきっかけでした。
今までの自分は、新しいことにチャレンジするはじめの一歩を踏み出す勇気がなく足踏みをしている状態でした。

 自分は物心ついた時から独り立ちするまで祖母が母親代わりに育ててくれました。93歳までわが子より孫の自分を最後まで気にかけてくれました。
「お前の夢が叶うのを見てみたい。それまで生きていたい」と言っていました。夢で終わるかもしれないと思い。なんとも返事が出来ませんでした。

足踏みをしていてもあっという間におじいさんになってしまいます。常に前に「やるんだ!」とぐうたらな自分に言い聞かせて進み続けないと道は開けないとこの時から思い始めました。

「上には上がいる」と言葉があるように専門学校で学び資格を取得したいわゆる大手の優秀な方にはかないません。

ですが、それも個性です。別に気にすることはない。自分のできる範囲で出来る事をすれば良いだけです。

学歴では勝てませんが【勝負には勝てばいい】難しく考えることを捨てる。ネガティブをポジティブに考える。

良い友人に巡り合いネガティブをポジティブに変えることが出来ました。

現在のこのホームページも友人の助言が無ければ作成していませんでした。

 自分はよく動画を見ます。ある有名シンガーソングライターが言っていました。「100人いたら、100人に届くように歌うんじゃなくて『誰か一人に届くように書けばその人みたいな考え方の人とか

その人と同じような心境の人に刺さるから』100人に届ようとするとどうしても抽象的な曲になっちゃう」

あぁ!とホームページ作成を依頼するときに思い出したのでキャッチコピーに取り入れました。キャッチコピーは直感で思いつきでした。

ホームページを見たと広告の営業電話がたまに来ます。わざわざ遠方で会いに来てくれ握手までしてもらえます。

ホームページを見て同じ心境や考え方を持った一人に刺さればいいんです。

伝え方の悪い自分がうまく伝える手段になったと思います。

今は一人ですがこれから先の道は一人では成しえません。

 世の中の経営者がみんな同じ気持ちでいるか分かりませんが、いつか近い将来同じ思いを持った仲間が出来れば、雇った従業員の生活が救えると思っています。

困っているなら、自分の資産を売っても助けよう。そういう気持ちでいます。(心の底では売らなくていいように頑張ってと願っています)

「エノキさん!自分が定年するまで生きておいてくれないといけないですよ!」「定年してもまた雇って欲しい」と言ってもらえるような

人間になっていきたいと思います。

Follow me!

前の記事

事例テスト1